ついに引退の日がきました
令和3年7月22日、高校野球夏の大会 4回戦
息子の高校が4回戦で愛知の強豪「中京高校」と対戦
する事になりました。
私も朝から、緊張の様なワクワクが止まりませんでした。
息子は、三年生になってからすぐ肘を痛めてしまいました。
リハビリにずっと通っていましたが、中々治らず
この大会が始まる前に 監督から
「夏の大会は、ランナーコーチとしてチームの為に
仕事をして欲しい」と言われていました。
ランナーコーチ宣告を受けた日は、さすがに帰宅してから
大泣きをしていました。
親として掛ける言葉が見つかりませんでした。
息子は2年生の時に物凄く調子が良くて
3年生の先輩に交じって試合で投げさせてもらいました。
工業大会優勝にも貢献できました。
背番号1番もいただきました。
2日後くらいに ようやく言葉を掛けれました。
「まだ今で良かったね」
「2年生までは実力を発揮出来て、楽しい良い思いも出来て良かったよ。
挫折を経験する事は 物凄く大事な事で、乗り越えると
また自分に新しい力がつく。そして、挫折の悔しい、辛い思いを
経験した人は、人に優しく出来るよ。人の悔しい、辛い思いが
分かる様になるから、決してバカにしたりしない、
優しくしてあげれる人になれるからね(^-^)」
息子は「うん。そうだな」と返事してくれました。
ジッと目を見て 話を聞いてくれる息子の素直な姿勢に
『この子は絶対 大丈夫だ』と思えました。
最後の試合は、1点を先制するも
1対8で負けてしまいました。
が、9回まで試合が出来た事に感動しました。
本当に沢山の感動をもらいました。
息子の野球に関わってくれた人 全てに
『ありがとうございました』と言いたいです。
心から感謝します。
19人の良い仲間と出会えて、野球を通して
色々な思いを経験して、体もたくましくなり
終わってみれば 本当にアッという間の時間でした。
じいちゃんやばあちゃんや沢山の人の協力があって
続けてこれた事も忘れずに、
まずは3年間やり遂げた達成感を味わってほしいです。
野球部のデカ弁も、もう作る事がなくなりました(*^-^*)
毎日お風呂でドロドロのズボンと靴下をこする事も
なくなります。ウタマロを買う事もなくなるかな~
これで、また少し私は自分の事が出来る時間が増えます。
息子に負けず、私も自分の人生を充実させていきます!